名目は、出かけるための理由であって、本来の目的ではない。「大手を振って」語れない話ではあるが、あえて、ここに残しておこうと思う。
そこには、名目を回収した上で、最大限に本音の部分を堪能しようとする生存戦略みたいなものが見え隠れする。
高松開催の学会という名目
うん、パートナーを家において、ひとり旅を堪能するための名目として完璧すぎる。学会は最低限参加すればいいかな?学会は、一応、資格更新に必要な学びの場でもあったから。
おすすめのうどん屋
mixiで、高松に行くと話すと、美味しいうどん屋の話が来た。助かる。まだインターネットが今ほど普及していない時代の話なので、情報収集がネックだった。
ちなみに筆者のパートナーは、行き当たりばったり旅が好きなタイプの人。筆者は真逆。しかし今回の旅は、事前に収集できた情報が少なかった。仕方なく、現地の観光案内所頼りで、現地で学会と遊びのスケジューリングをすることとなった。
そのため?
mixiフレンドのおすすめのうどん屋さんは定休日という憂い目に合う。いつかリベンジしたい気持ちはなくもない。しかし、店名も行き方も記憶がない。教えてくれたmixiフレンドは海外移住して、もう連絡が取れない。詰んだね、これは。
観光という本音を回収
小豆島に行ってきた。小豆島自体はとても良かった。当たり前だが船で移動しなきゃいけないし、1日かかりの観光となった。観光予定の大半はここで消費された。直島とかのアート島に行く時間が無くなったことが悔やまれる。筆者、かなりのアート好きである。
学会が提供してくれた往復航空券(ツアー)を予約してしまった。チケットを無駄にしてまで、他のルートで帰るという選択肢は選べなかった。神戸がこんなに近いなんて・・・早く言って!絶対に神戸回って延泊して帰るルートが良かった〜。
全力で遊ぶという「本音」は回収したつもりだ。ただ、取りこぼしも多かった。どうやら筆者は、「次はもう少しうまくやろう」と思える程度には、学習するらしい。
札幌開催の学会という名目
名目は学会参加。本音は300%観光。高松で学んだことを、今回はちゃんと使うつもりだった。
高松のしくじり回収のため、予習の念入り具合が半端ない。観光ガイドブック1冊、付箋がそこかしこに貼られている。時間単位で、ここいける、ここもついでになどなど細かくチェックしてルートを決める。食べたいものも全部食べられるように食事回数と行きたい店とで頭はグルグル。幸せをかみしめていた。
名目の回収大丈夫か???
しかし、しょっぱなからしくじった!
新千歳空港から札幌駅まで電車で移動したのだが、学会会場の最寄り駅が空港と札幌駅の間だった・・・。札幌駅から、そこへ向かうルートを検索したら地下鉄の指示が出た。ハイハイハイハイハイハイ、地下鉄ですね。降りてからも結構歩かされた。遅刻なんていうかわいいものではない、もうあと5分で講演会終わりますよ?受付(参加証明)なんてトンデモナイという時間。頼み込んで貰った。うん、最強。
安心して本音回収に全力
その足で藻岩山の展望台へ。ピアノコンサートを聴きながらのディナーというイベントにたまたま遭遇した。ちょっとラッキーである。
翌日、朝の受付だけして観光へGO~。理由は、この時すでにリウマチを発症しており、福祉の専門職としての継続は絶望的だったが、すぐに資格更新を捨てるかには迷いがあったからだ。
手仕事系の専門店に行き、恋人パークに行き、ジンギスカンを堪能し、ソフトクリームに好みのお酒(100種類から2つセレクト)をかけて食べるという地元の人気店に行った。
そして、小樽に足を延ばした。ここが札幌駅拠点で行ける範囲ではギリギリではないのかなと調べていて思った。運河クルーズ、ガラス工芸、カフェ、海鮮、海鮮土産とすべてを詰め込んで帰路へ。
オチなしでは終われないらしい
お、順調に堪能したんだね?と思った、そこのあなた。違うんですよ。
靴擦れ地獄と共に過ごした札幌なのである。初日に「痛いかも」と靴擦れ専用のでっかいバンドエイドを買い、使用するが靴擦れは悪化の一途を辿った。病院に行きたかった。しかし地元を遠く離れた、札幌。しかも、インターネットがそこまで発達していない時代のひとり旅。ひとりで詰んでた。
帰宅後にかかりつけへ。あきれられたのは言うまでもない。
おわりに
その後、リベンジのリベンジをしたかったが・・・東京開催、横浜開催(地元)などが続き・・・コロナに突入してしまう。このころには、資格更新はしないと決めていたので、学会という名目は無くなった。
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